<J2:山形1-2北九州>◇第22節◇20日◇NDソフトスタ

 山形はホームで手痛い黒星を喫した。北九州に逆転負けし、後半戦スタートを白星で飾れなかった。前半19分、DF石川の今季初ゴールで先制して主導権を握ったが、最後まで勢いを持続できなかった。

 後半10分過ぎ、GK山岸が相手PKを止めたのもつかの間、左CKからのこぼれ球を決められ、同点にされた。同34分には右からのパスをゴール前の混戦から決められ力尽きた。勝てば4位浮上の可能性もあったが、1巡目アウェーで勝利した相手に雪辱を許した。

 石崎信弘監督(56)は「同点に追いつかれて精神的なもろさも出た。大事なゲームを落としてしまって残念。来週もホームなので何としても勝って次につなげたい」と巻き返しを誓った。【佐々木雄高】