<欧州CL:(3)CSKAモスクワ2-1セビリア(2)>◇16日◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇セビリア※カッコ内は2戦合計得点

 日本代表MF本田圭佑(23)が決勝ゴールを決め、CSKAモスクワ(ロシア)を2度目のベスト8に導いた。トップ下で先発した本田は前半39分にネチドに絶妙なパスを通し、先制点をアシスト。そして1-1の後半10分、約30メートルのFKを決めた。欧州CLの決勝トーナメントでゴールを決めたのは日本人選手で初。またベスト8入りも初めての快挙となった。

 本田は14日に敵地セビリア入りした際「(ゴールを)もちろん狙います。次に進むために1点は確実に必要なんで。アグレッシブな攻めが必要で、逆に分かりやすい。カウンターにしろ、プレッシャーをかけるにしろ、ゴール前で何らか、相手をアッと言わせるプレーが必要だと思う。サプライズを起こしたい」と語っていた。まさにその言葉通り、サプライズを起こした。

 [2010年3月17日9時9分]ソーシャルブックマーク