[ 2014年2月7日20時15分 ]

 フィギュアスケートの高橋大輔選手(27=関大大学院)がソチ冬季五輪で使用する楽曲が作曲者とは別人の作品だった問題で、国際スケート連盟(ISU)の広報担当者は7日、「作曲者名を明示しないといけないというルールはない」と述べ、五輪での使用に作曲者名は問題にならないとの見方を示した。

 広報担当者は「日本スケート連盟から高橋選手の曲の作曲者名を削除したいと連絡があったので、そうなると思う」と話した。

 高橋選手はショートプログラムで佐村河内守さん(50)が別人に作曲させた「ヴァイオリンのためのソナチネ」を使用。問題が発覚した5日、関大の公式サイトで楽曲を変更しないことを明らかにした。

 高橋選手のマネジメント会社は「高橋ならびに関係者は本件を存じておりませんでした。今はオリンピック直前の大切な時期ですので、やるべきことに真摯(しんし)に取り組み、本番を迎えたいと思います」とコメントしていた