陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高2年)が、来年のリオデジャネイロ五輪で活躍することを最重要ポイントに掲げた。

 指導する山村監督は1日、「まずはリオ五輪に向けてしっかりと集中することが大切」と話した。今冬には日本陸連と話し合った上で、海外で合宿することを検討している。今年3月には日本陸連の20年東京五輪を見据えた育成プロジェクト「ダイヤモンドアスリート」活動の一環として、オーストラリア合宿も行った。16歳は来年のリオを目指し初の五輪で活躍した後で、世界的なスプリンターになるために、国内外で道を模索していく。