組織的なドーピングで国際陸連から資格停止処分を受けているロシア陸連は、来年1月16日に実施する新会長選にブトフ事務局長ら4人が立候補したと18日までに発表した。

 副会長には2004年アテネ五輪女子走り幅跳び金メダリストのレベデワ氏ら16人が立候補。46人の理事候補には女子棒高跳び世界記録保持者のイシンバエワ選手、12年ロンドン五輪で女子走り高跳びを制したチチェロワ選手らが名前を連ねた。

 ロシア陸連はバラフニチョフ前会長が2月に辞任。後任を務めてきたゼリチェノク氏は新会長選に出馬しない。