コニカミノルタは24日、「ニューイヤー駅伝に関する報道について」と題するコメントを発表した。

 「本年のニューイヤー駅伝における当陸上競技部選手転倒に関する報道がなされております件につき、以下ご連絡差し上げます。

 今回の選手転倒の原因となった犬の飼い主の方から事故後早々に面談の上で誠実な謝罪をいただき、当社としてもそのお気持ちをしっかりと受け止めております。

 当陸上競技部は、皆様からの応援を支えとして、選手の世界舞台での活躍に向けて、一つひとつのレースにおいて実績を上げるよう、今後も挑戦してまいります」。

 元日に群馬県で行われた第60回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で、飼い犬がコース上に飛び出し選手を転倒させたとして、高崎署は22日付で、高崎市動物愛護条例(係留義務)違反の疑いで、飼い主の同市に住む男性(70)を高崎区検に書類送検した。捜査関係者などによると、高崎市で、沿道で応援していた男性がつないでいたリードを離してコース上に犬が飛び出し、コニカミノルタの選手がつまずき転倒させた疑いが持たれている。