男子3000メートルは、ゴンファ(21=エチオピア)が7分51秒99で制した。

 ラスト100メートルでスパートをかけ、後続のブランケンシップ(27=米国)らを振り切った。ふだんは3000~5000メートルで戦う。リオ五輪では5000メートル代表だ。「今回も勝ててうれしい。今後も高いレベルの試合に出て、自己ベスト(7分43秒94)を更新していきたい」と意欲的だった。

 日本人でただ1人エントリーした鎧坂哲哉(26)は、兵庫リレーカーニバル、織田記念からの転戦。中断で待機していたが、ペースの上がった終盤ついて行けず8分4秒87で、9人中8位に終わった。「スピード練習の一環で最後に仕掛けるつもりが、対応できなかった」。6月の日本選手権に向けて調整する。