エビフライ大作戦で2冠-。全日本大学駅伝(6日午前8時5分、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ、日刊スポーツ新聞社後援)の監督会見が4日、名古屋市内で行われた。「大学駅伝3冠&箱根駅伝3連覇」を目指す青学大の原晋監督(49)は恒例の作戦名を名古屋名物から「エビフライ大作戦」と命名した。

 エース一色が最終8区に控える。「伊勢エビのようにエースの頭を残しても、1~7区のどこを切ってもおいしい。新鮮ピチピチのエビをからっと仕上げました」。美穂夫人と食事をしながら思い付いた作戦名。悪ふざけと思われるリスクもあるが、絶妙にチーム状況をエビフライに重ねた。昨年度は東洋大に敗れ2位。箱根V2も3冠を逃している。「本来はリベンジ作戦だが、それではありきたりだから」。はまり続ける大作戦で、目標の3冠に近づく。