日本陸連は15日、福岡市役所で記者会見を行い、25日に福岡市で開催される「第31回福岡クロカン・クロカン日本選手権2017」の概要などについて発表した。

 今大会は3月26日にカンパラ(ウガンダ)で行われる「第42回世界クロスカントリー選手権」出場選考レースでもあり、シニア、ジュニア(U20)について男女ともに上位6人から代表選手を選考する。

 出場選手ではシニア男子では今年の箱根駅伝で1区2位だった鬼塚翔太(東海大1年)、シニア女子では昨年リオ五輪3000m代表の高見沢安珠(松山大3年)らに注目が集まる。

 会見に出席した日本陸連・強化委員会男子長距離マラソン部の高岡寿成委員(46)は「福岡のコースはバラエティーに富んでいる。若いランナーが多くエントリーしてますが、クロカンを走ることで将来、東京五輪に向けてもトラック、マラソンへの強化につながる」とランナーの走りに期待していた。