陸上男子100メートルで日本人初の9秒台突入が期待される桐生祥秀(東洋大)やケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が13日に上海で行われるダイヤモンドリーグ第2戦、上海大会に出場する。

 12日は桐生らが翌日の午後7時24分(日本時間午後8時24分)にスタートするレースに向けて会場で調整した。

 10秒01の自己記録を持つ桐生は4月29日の織田記念国際で、向かい風で10秒04をマークするなど10秒0台は今季3度出している。10秒の壁突破は現実味を帯びており「レベルの高い試合。自分の走りができるようにしたい」と意気込む。

 ケンブリッジは4月に米国で追い風参考ながら9秒98で走り「風が吹かなくてもある程度の記録は出せる」との手応えがある。2年連続出場のサニブラウンは4月に10秒18の自己ベストをマークしている。