8日に行われる陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎(川崎市等々力陸上競技場)の出場選手会見が7日、川崎市内で行われ、今大会が今季初戦となる男子ハンマー投げの室伏広治(36=ミズノ)は「元気にいい投てきをしたい。スポーツの力で(震災の被災地に)少しでもいいメッセージを届けたい」と話した。ライバルで、08年北京五輪4位のパルシュ(ハンガリー)との優勝争いに注目が集まる。また、女子100メートル日本記録保持者で、昨年のアジア大会同種目金メダルの福島千里(22)も「今季はまだ100メートルを思いっきり走れていない。頑張りたい」と力が入った昨年のアジア大会で銀メダルだったフビエワ(ウズベキスタン)と再び激突する。

 大会は国際陸上連盟主催のワールドチャレンジ・ミーティング第3戦に指定されている。