<陸上:アジア選手権>◇初日◇7日◇神戸ユニバー記念競技場

 期待された1万メートルの日本勢は、男女ともにケニア、エチオピアから選手を集めたバーレーン勢に屈した。

 男子は、学生長距離界のエース村沢が最終周回まで食い下がったが、中盤の強烈な揺さぶりで体力を消耗し「初めてのレース展開。ここまで(の揺さぶり)とは想定していなかった」とうつむいた。女子も5000メートル地点で突き放され、勝負にならなかった。

 バーレーンは昨年の広州アジア大会でも長距離でメダルを量産した。自身もエチオピア出身という監督は「まだまだ強くなるよ」としたり顔だった。