<陸上:アジア選手権>◇2日目◇8日◇神戸ユニバー記念競技場

 400メートル障害の予選が男女各2組行われ、日本がすべての組のトップ、または1・2位を占めた。女子は6月末に日本記録を出したばかりの久保倉里美(29=新潟アルビレックスRC)が1組でトップ。「課題だったところができるようになっている」と、決勝に向けて手応えを得ている。2組でも田子雅(22=J.VIC)と三木汐莉(19=東大阪大)が1・2位を占めた。男子では1組で安部孝駿(19=中京大)と今関雄太(23=チームアイマ)がワンツー。2組は世界陸上代表に内定している岸本鷹幸(21=法大)が1位で通過した。岸本は「左脚の太ももが気になるから」と優勝を狙っていないが「モチベーションは日本の3人で表彰台を独占すること」と意気込んだ。