<陸上:ダイヤモンドリーグ第10戦モナコ国際>◇22日◇モンテカルロ

 男子棒高跳びの沢野大地(千葉陸協)は5メートル45で7位と記録は低調に終わったが、試合後の表情は明るかった。「ウオームアップの時から感触が良かった」と臨んだ一戦。5メートル45は軽くクリアしたが、次の5メートル60は3回とも失敗。それでも沢野は「今季で一番反発に乗れたいいジャンプができた」と言った。

 今大会に出場したメンバーは大半が世界選手権でも上位争いを展開する相手。沢野は「5メートル60を1回で跳んでいれば上位にいけた。あとは練習やウオームアップでの手応えを試合につなげていくだけ」と、約1カ月後に迫った本番への自信と課題を口にした。