<陸上:日本学生対校選手権>◇最終日◇11日◇熊本県民総合運動公園陸上競技場

 男子400メートル障害は岸本鷹幸(法大3年)が49秒82で初優勝を果たした。安部孝駿(中京大2年)が49秒90で2位に入り、世界陸上代表コンビがワンツー・フィニッシュで終えた。岸本は最後の直線で安部に差を縮められ、0秒08差で何とかトップを死守。体調が万全ではなく「勝つことができてホッとしている」と、安心した様子だった。

 同種目で6月の日本選手権を初めて制し、世界陸上は準決勝に進出。「来年も世界と戦えるような走りをしたい」とロンドン五輪を見据えていた。