<陸上:ザグレブ国際>◇13日◇クロアチア・ザグレブ

 フライングで失格となった世界選手権の100メートルから約2週間。「借りを返すレース」と誓ったウサイン・ボルト(ジャマイカ)が今季自己ベストの9秒85で何とか意地を示した。

 「スタートが悪くて、集中力がやや切れた。もう少しいい走りができたと思う」と話したように、今季好調のコリンズと終盤まで競り合う展開。最後はライバルを振り切り、レース後は約1万2000人のファンから祝福されて「素晴らしかった」とご満悦だった。