愛知県高等学校体育連盟(高体連)は28日、東日本大震災の影響などによるチームの混乱を理由に駅伝強豪校の宮城・仙台育英陸上部の特待生ら1、2年生の10人が、愛知・豊川高に集団で転校することに対し、震災の特例として認めず、規約通り6カ月間は高体連主催大会への参加を認めないと発表した。

 今夏の全国高校総体などには出場できないが、11月の全国高校駅伝の愛知県予選には出られる。

 仙台育英は全国高校駅伝で男女合わせて9度の優勝を誇るが、清野純一監督の退任が決まっている。豊川高の女子も3度優勝の実績がある。