陸上のロンドン五輪代表選考会を兼ねた「セイコー・ゴールデングランプリ川崎」(6日=川崎・等々力陸上競技場)に出場する有力選手が5日、川崎市内のホテルで開かれた記者会見に出席した。

 男子同様、女子の400メートルリレーも、昨年のこの大会でマークした43秒39の日本記録更新に期待がかかる。この種目の五輪出場は、64年東京大会を最後にない。48年ぶりの悲願達成のためにも「日本記録を更新しなければ、今の世界ランキングも危ない。勢いを明日、ぶつけたい」と高橋萌木子(23=富士通)。短距離2種目の日本記録保持者のアジア最速女王・福島千里(23=北海道ハイテクAC)も「やることをやれば大丈夫。43秒3台を切りたい」と目標を見据えた。