現役生活にピリオドを打った陸上男子400メートル障害の為末大氏(34)が、ロンドン五輪出場を逃した日本選手権後、1カ月ぶりに公の場に姿を現した。英ロンドンカウンティホール(旧ロンドン市庁舎、7月28日~8月11日)で開催される震災復興イベント「ARIGATO

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 LONDON」の実行委員に就任し、5日に都内で行われた発表会見に参加。為末は「世界中から多くの支援を受けたことに、何かしら感謝の意を示したいという考えに賛同した。現役を引退したので、裏方という立場から僕も支えたい」などと話した。今回のイベントは、復興へ前進する被災地の写真を展示し、さまざまな支援への感謝の意を込め、日本の伝統文化、パフォーマンスを世界中に向けて披露するというもの。