今年行われた箱根駅伝のツイッターなどの反響調査が17日、発表され、10区アンカー堀正樹(4年)がゴール後に「ジョジョ立ち」をキメた順大(総合6位)が注目度1位だったことが明らかになった。

 メディア調査会社ニホンモニター(東京都港区)が「SNSでの大学名入りコメント(ツイート等)」の抽出、カウント調査を行い、発表した。

 調査によると、1月2日の往路での順大のコメント数順位は7位だったが、堀が「ジョジョ立ち」をした3日は、「箱根駅伝」のキーワードで抽出された全コメント8万1000件のうち1万687件が順大コメントで1位だった。内訳も、「ジョジョ」関連が8776件を占めていた。総合優勝した日体大に関する同日のコメント数は約9000件だった。

 同社によると、ジョジョ関連コメントは好意的なものが多く「ゴール直後にさりげなくポーズをきめたことに、好意的な反応が『順大』名称とともに拡散された。知名度はかなりアップしたと考えて良さそう」としている。

 「ジョジョ立ち」とは、荒木飛呂彦さんの人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクターたちの独特の立ちポーズのこと。終盤で明大を逆転してゴールした堀が、直後に手を顔の前にかざすジョジョ立ちの定番ポーズをして話題になっていた。