<陸上:織田幹雄記念国際陸上競技大会兼世界選手権代表選考会>◇第1日◇28日◇エディオンスタジアム広島

 29日の最終日に出場する男子やり投げのディーン元気(21=早大4年)が、前日会見に臨んだ。

 昨年のこの大会で84メートル28の日本歴代2位をマークし一躍、大ブレーク。「すごく風が縦方向に吹いてくれる競技場だから、安定した記録が出る」と相性の良さを味方につけるつもりだ。昨年のこの時期は五輪参加標準記録を出すべく、シーズン序盤から飛ばしたが「ピークを夏に合わせられなかった反省を生かし、今年は8月の世界選手権にピークを持って行けるようにしたい」と余裕をうかがわせた。