<高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン>◇19日◇岐阜長良川競技場発着

 男子は8月の世界選手権(モスクワ)マラソン代表の川内優輝(埼玉県庁)が1時間5分5秒で14位だった。

 川内はレース序盤からハイペースで飛ばしたが、3キロ過ぎに先頭集団から脱落した。「前半に突っ込みすぎてしまった。気持ちが空回りした」と、レース運びに反省の言葉を口にした。

 世界選手権へ向けて実戦での調整が続き、26日は富山県でハーフマラソンに出場予定。7月にはオーストラリアでゴールドコーストマラソンに出場するという。「しっかりと自分のレースができるようにしたい」と話した。

 今大会は、男子は世界記録保持者のゼルセナイ・タデセ(エリトリア)が1時間0分31秒で優勝。女子はメスタウェット・トゥファ(エチオピア)が1時間10分3秒で制し、アテネ、北京両五輪マラソン銀メダルのキャサリン・ヌデレバ(ケニア)は途中棄権した。