<陸上:関東学生対校選手権>◇最終日◇26日◇日産スタジアム◇男子1部ハーフマラソン

 今年の箱根駅伝を制した日体大の本田匠(4年)が、1時間4分25秒で初優勝した。

 向かい風で苦しい状況の中、残り1キロでスパート。大津顕杜、田口雅也の東洋大コンビらを一気に50メートル近く引き離し、勝負を決めた。「ラストスパートのために(力を)温存していました。自分の力を信じて力を出し切れました」と喜びを口にした。

 箱根駅伝では花の2区を走り、区間4位(日本人2番手)。30年ぶりの総合優勝に貢献した1人だ。「駅伝シーズンにもつなげたい」と、秋以降のロードレースも見据えた。