<陸上:セインバリーグランプリ=ダイヤモンドリーグ第7戦>◇6月30日◇英国バーミンガム

 男子5000メートルのファラーや三段跳びのテイラーが期待に応えた一方で、9人が出場したロンドン五輪金メダリストのうち6人が相次いで敗れた。

 男子110メートル障害の世界記録保持者アリエス・メリット(27=米国)は2位、400メートル障害五輪金メダル2個のフェリックス・サンチェス(35=ドミニカ共和国)は7位、走り幅跳び地元選手のグレッグ・ラザフォード(26)は2位、砲丸投げのトマス・マイエフスキ(31=ポーランド)は4位。

 女子では“精密機械”とあだ名される100メートル障害のサリー・ピアソン(26=豪州)が4位、棒高跳びのジェニファー・サー(30=米国)は3位。200メートルで2位となったフレイザー・プライスも、100メートルのロンドン五輪金メダリストだ。

 故障明けで臨んだメリットとピアソンは今後調子を上げてきそうだが、8月のモスクワ世界陸上も波乱含みの大会になりそうだ。