6日に開幕する総合競技大会「第6回東アジア競技大会」(15日まで、中国・天津)に出場する日本代表選手団の結団式が2日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで開かれた。

 男子100メートルで日本人初の9秒台が期待される山県亮太(21=慶大3年)は「日の丸を背負う責任感を持ちつつ、ノビノビと走りたい」と、今季最後になる可能性があるレース(男子100メートルは8日)を前に、引き締まった表情で話した。

 先月中旬に、原因不明のまま抱えた腰痛も、この2週間で完治。「最近の中では、今シーズンで一番いい感覚を持っている。追い込んだ練習も出来たし、気負わない状態で力を発揮したい」と快挙に向けた、前向きな言葉を発していた。