来秋のアジア競技大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた、第5回横浜国際女子マラソン(17日=山下公園発着、日刊スポーツ新聞社後援)の招待選手記者会見が15日、横浜市内のホテルで行われた。

 海外招待選手は6人。このうちアルビナ・マヨロワ(36=ロシア)、オンゴリ・フィレス(27=ケニア)、ジェシカ・アウグスト(32=ポルトガル)の3人が出席した。

 各選手が通訳を介して話す中、フィレスは「今年最初にケガをしたけど、7月からうまく、いい練習ができている」と日本語で近況を説明した。山梨学院大付高から実業団のホクレンと8年間、日本で過ごした。帰国後に初マラソンとなった11年ロッテルダムで優勝し、2度目のマラソンとなった今年5月のプラハで2位。「自己新を1秒でも出したい」と2時間24分20秒越えと、日本への「恩返しV」を目指す。