<陸上:横浜国際女子マラソン>◇17日◇山下公園発着(42・195キロ)◇日刊スポーツ新聞社後援

 「Qちゃん2世」として期待される中里麗美(25=ダイハツ)は、2時間42分14秒の不本意なタイムで10位に終わった。

 序盤から出遅れ、10キロ通過では先頭から1分近く離された。その後も、5キロのラップは19分台と沈んだままフィニッシュした。「最初からペースがきつくて、ついていけなかった。実力の違いです」と中里。11年世界選手権で10位に入り、期待され続けるが、故障やバランスの悪い走りで結果が出ない。必死の矯正トレーニングで「バランスは取り戻しつつあります」と話して臨んだが、今回も無念の結果に。「やってきたことに間違いはなかったけど、足りなかった。原点に戻ります」と、気持ちを切り替えていた。