第43回北陸実業団対抗駅伝が11月17日、愛知県田原市内を周回する7区間83・6キロのコースで行われた。YKKが4時間12分36秒で22連勝を達成。2位にはセキノ興産までがニューイヤー駅伝出場権を得た。

 YKKは1区の村刺厚介(31)が区間新でトップに立つと、7区間中5区間の区間賞を取って圧勝した。併催の中部地区でも4位に相当し、“北陸王者”の力を示した。

 2位争いはセキノ興産、高田自衛隊、重川材木店の争いとなったが、3区の川原崇徳(26)の区間賞などでセキノ興産が優位にレースを進め、3位の高田自衛隊に1分05秒差で初のニューイヤー駅伝出場を決めた。

 “大工のチーム”重川材木店は4位と敗れた。