14年アジア大会代表選考レースの大阪国際女子マラソン(来年1月26日、長居陸上競技場発着)の記者発表が18日、大阪市内で行われた。

 11年大会覇者で引退レースとなる赤羽有紀子(34=ホクレン)、小崎まり(38=ノーリツ)、渡辺裕子(26=エディオン)の3人が出席。他の国内招待選手としては、アテネ五輪金メダルの野口みずき(35=シスメックス)やロンドン五輪代表の重友梨佐(26=天満屋)らが名を連ねた。

 ラストランとなる赤羽は「ロンドン五輪出場がかなわなくて、自己ベスト更新の夢もかなわなかった。もう1年続ける気持ちになれなかったし、リオ(五輪)を目指す気持ちにもなれなかった。ここで区切りかなと、大阪を最後にしようと思った」と、現役引退を決断した胸の内を明かした。

 今年1月の大会で4位だった小崎は「少しでも体力をつけてスタートラインにつけるようにしたい」。今年1月の大会で3位に入った渡辺は「自己ベスト(2時間25分56秒)を大幅に更新できるようにしたい」と目標を語った。