陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(京都・洛南高)が3月の世界室内選手権(ポーランド・ソポト)の男子60メートルに出場する意向であることが28日、分かった。関西元気文化圏賞の贈呈式が行われた大阪市内のホテルで明らかにした。

 今春に東洋大に進む桐生は、ことし初戦として、2月8日に開幕する日本ジュニア室内大阪大会(大阪城ホール)でも同60メートルに出場する。

 60メートルの大会に出場するのは初めてという桐生は「楽しんでやりたい。試合感覚を取り戻すことと、前半のスピードをどれだけ上げられるかの確認をしたい」と話した。