「キャプテン福島」が赤面した。陸上のアジア選手権(7日開幕、神戸)に臨む日本代表の結団式が5日、神戸市内で行われ、女子短距離の福島千里(23=北海道ハイテクAC)が人生初という主将に任命された。ただ、初仕事の決意表明で「代表選手それぞれが…」と言葉に詰まり10秒ほど沈黙。何とか「東日本はじめ、日本中に勇気を与えられるパフォーマンスを見せたい」と思い出したが「緊張して、いっぱいいっぱいで、決まらなかった…」と肩を落とした。大会は200メートルと400メートルリレーに出場予定。「世界を目指す1人として競うレースができたら」と力を込めていた。