「川内流」を貫いても構いません!

 日本陸連は3月31日、都内で今日1日に発足する男女のナショナルマラソンチームの選手21人を発表した。13年度の日本ランキング上位者を中心に、アジア大会代表の公務員ランナー川内優輝(27=埼玉県庁)も選出された。

 男子は今夏から来春まで約10日間を3回、女子は6月に約1カ月の米国高地合宿を行う。21人は事前説明会で「書かない人は入らないで結構」(酒井強化副委員長)という合宿に参加する「同意書」を提出。実業団選手に支障はなさそうだが、問題は週末にしか「公休」を取れない川内。少なくとも半年先までレース出場を入れているのもネックになった。

 そこは陸連側も「既にレース出場を決めているのは考慮」(宗猛・男子マラソン中長距離部長)して譲歩の形をとった。8月31日のオーストラリア・パースマラソン出場後に帰国する川内は、既に始まっている北海道・士別での第2回合宿に途中合流。3泊4日ほどの期間で、40キロ走をこなす。強行日程は慣れたもの。オレ流を容認された川内が、ペースを乱されることなくアジア王者を目指す。【渡辺佳彦】