日本自転車競技連盟の橋本聖子会長は23日、まだ決まっていない2020年東京五輪のBMX、マウンテンバイクの会場候補が、当初計画の東京都江東区と、静岡県伊豆市に絞られたことを明らかにした。「ほかの場所でやることはない」と述べた。

 招致段階ではBMX、マウンテンバイクともに江東区の仮設コースで実施する計画だったが、大会組織委員会はトラック種目を含む3種別について伊豆市への会場変更を検討。トラック種目は伊豆市で実施する方向となったが、国際自転車連合(UCI)は残り2種別の東京開催を求め、千葉市の幕張も視察していた。橋本会長は7月末からクアラルンプールで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会に向け「最終の詰めに入っている」と語った。