自転車ロードレースのジロ・デ・イタリアで総合優勝2度の37歳のイバン・バッソ(イタリア)は5日、「全ての選手は、いつまでも光り輝けないことを知っている」と話し、プロ選手としての一線から退く考えを表明した。

 バッソは7月、ツール・ド・フランスの第5ステージで転倒後に精巣がんが発覚した。手術は成功し、8月にトレーニングを再開していた。