国際自動車連盟(FIA)は2日、F1シリーズ開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)決勝で、3位でゴールしたが規則違反で12位に降格となったトヨタのヤルノ・トゥルーリ(イタリア)の順位を3位に戻すと発表した。

 また、レース終了後に虚偽証言をしたとして3位のルイス・ハミルトン(英国、マクラーレン)のポイントをはく奪した。

 トゥルーリはレース終盤、セーフティーカーが走行中にハミルトンを追い抜いた。これが違反対象となったが、FIAはドライバーを含むトヨタ、マクラーレンの両チームを事情聴取し、走行中の交信記録などからトゥルーリの追い抜きを違反としない判断を下した。