トヨタ自動車の豊田章男次期社長は23日午後(日本時間同日深夜)、ドイツ・ニュルンブルクで開催中の国際自動車レース「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の本戦にドライバーとして出場する。章男氏は21日までの予選にも出場。チームは好成績で予選を通過した。レース場では、本番を前に緊張感が高まってきた。
国内の大手自動車メーカー首脳が世界的な自動車レースに自ら出場するのは異例だ。
章男氏は「モリゾウ」という名で出場。プロレーサーら3人とともに、開発中の高性能スポーツカー「レクサスLF-A」を運転する。予選は総合順位が171台中10位と好調なスタートを切った。
レース出場は、過酷な環境で得られるデータを開発に生かすことと、車を運転することの楽しさをアピールすることが狙い。章男氏は「ここでは通常の試験で3年かかるような発見が2時間で得られる」と意義を強調。「蓄積した経験を量産車にも生かすことで、多くのお客さまに恩恵がある」などと話した。



