来季のコスト削減案をめぐる国際自動車連盟(FIA)とチーム側の対立が深刻化した。FIAのマックス・モズレー会長と各チームのオーナーが15日、ロンドンで会談したが、妥協点は見いだせなかった。同会長によるとF1からの撤退を示唆した各チームの態度は変わらず、フェラーリはフランスの裁判所にFIAの削減案の差し止めを求める訴訟を起こしたという。

 FIA側は年間予算4000万ポンド(約61億円)以下のチームにエンジンの回転数の制限をなくすなど技術面のアドバンテージを与えるとしている。モズレー会長は一切の妥協をしないことと、29日までの受諾か否かの回答の締め切りを変更する考えもないことを強調した。