16年秋に開幕する男子バスケットボールの新リーグが30日、1~3部の階層分けの一部を発表した。未決定のチームは、1部か2部の候補が15チーム、2部か3部の候補が10チームで、8月末までに最終決定する。

 日本協会の川淵三郎会長は「最終決定までに残りクラブには努力目標が設定されている。この1カ月の頑張り、地域への盛り上げが最終決定になる」と期待した。

 男子トップリーグは現在、ナショナル・リーグ(NBL)とTKbjリーグが併存している。問題視した国際連盟からの制裁を受け、川淵氏の先導のもとで統合を推進してきた。以下、この日に発表された20チームの階層分け。

<1部>

 秋田ノーザンハピネッツ(bj)、仙台89ers(bj)、リンク栃木ブレックス(NBL)、千葉ジェッツ(NBL)、トヨタ自動車アルバルク東京(NBL)、東芝ブレイブサンダース神奈川(NBL)、浜松・東三河フェニックス(bj)、アイシンシーホース三河(NBL)、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(NBL)、京都ハンナリーズ(bj)、大阪エヴェッサ(bj)、琉球ゴールデンキングス(bj)

 <2部>

 青森ワッツ(bj)、福島ファイヤーボンズ(bj)、豊田通商ファイティングイーグルス名古屋(NBDL※)、バンビシャス奈良(bj)、高松ファイブアローズ(bj)

 <3部>

 大塚商会アルファーズ(NBDL)、豊田合成スコーピオンズ(NBDL)、アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城(NBDL)

 選考基準は、<1部><1>ホームアリーナの入場可能数5000人<2>年間試合数の8割のホームゲームを実施できる会場の確保<3>年間売り上げ2億5000万円。以上3条件を中心に総合的に判断。

 <2部><1>ホームアリーナの入場可能数3000人<2>年間試合数の原則8割のホームゲームを実施できる会場の確保<3>年間売り上げ1億円。以上3条件を中心に総合的に判断。

 ※NBDLはNBL2部