日本男子はチェコを75-61で破り、通算成績2勝1敗で今大会を終えた。最年長のPG田臥勇太(34)らを筆頭に、スピードをいかしたパスワークで、大型のチェコに1度も主導権を渡さなかった。

 来月23日から来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権(中国・長沙)がある。76年モントリオール大会以来、五輪から遠ざかる男子は近年もアジアでは苦戦をしいられている。厳しい戦いが予想されるが、長谷川健志ヘッドコーチは「日本代表が弱い、人気がない状況を払拭(ふっしょく)したい。少しずつ改善はできている」と前向きに言った。