男子66キロ級で日本男子史上2人目の4連覇を狙った海老沼匡(25=パーク24)が、3回戦で元60キロ級世界王者のソビロフ(ウズベキスタン)に一本負けした。
敗者復活戦にも回ることなく、早々に姿を消した。
密着してくる相手との距離をうかがいながら、序盤から背負い投げを中心に攻めた。1分20秒を経過したところで、「チャンスで、勝負だと思った」と大内刈りを仕掛けたが、逆に返し技をくらい、大内返しで一本負け。畳の上に大の字になった。
4月に左肩を負傷。本人は「何を言っても言い訳になる」と潔かったが、順調な調整が積めないなかで、感覚にわずかな「ずれ」が生じていた。この日は1回戦から「ずれててもいい。泥臭く勝ち上がろう」と挑んだが、3回戦で歩みを止められた。
12年ロンドン五輪は銅メダル。すべては16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを取るために進んできた。「今日負けて王者ではなくなった。挑戦者として、自分は自分らしく、もっとやっていきたい」としっかりとした口調で話した。


