ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21=ANA)が男子史上初の3連覇を達成した。110・95点で首位に立ったショートプログラム(SP)に続き、フリーでも219・48点とし、合計330・43点。2週前のNHK杯で自身が樹立した世界最高点を全て塗り替えてみせた。試合後の会見では「疲れて得点のことは考えられないです。でも今日の演技には満足しています」と応えた。

 表彰式を前に会場のファンの前で行われた優勝インタビューでは、すべて英語で対応。一問一問しっかりと考えながら誠実に回答していたが、今後の演技の改善点を聞かれると「ステップがレベル3だったのと、あとは英語が全然駄目なので改善しないと」と照れながら話す場面もあった。