女子のショートプログラム(SP)で、2大会連続2位で初優勝を狙う宮原知子(17=関大高)は、持ち味の安定感を生かした演技で自己最高を更新する72・48点で首位に立った。
前々回女王の村上佳菜子(21=中京大)は68・51点で2位、長洲未来(米国)が3位につけた。前回3位の本郷理華(19=邦和スポーツランド)は64・27点の4位。全米女王のグレーシー・ゴールド(米国)は9位と出遅れた。
- 女子SPで首位に立った宮原知子(共同)
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | 宮原知子 | 72・48 |
2 | 村上佳菜子 | 68・51 |
3 | 長洲未来 | 66・06 |
4 | 本郷理華 | 64・27 |
5 | パク・ソヨン | 62・49 |
9 | グレーシー・ゴールド | 57・26 |
アレイン・チャートランド
冒頭のトリプルルッツ-トリプルトーループは後のトリプルトーループで手をつき着氷。後半のトリプルループ、ダブルアクセルは見事に決めた。演技後は、笑顔があまりなく客席の声援に応えていた。
長洲未来
冒頭のトリプルフリップ-トリプルトーループはみごとに着氷。トリプルループ、ダブルアクセルも見事に決めた。演技後は、笑顔で客席の声援に応えた。
- 女子SP、演技する長洲未来(AP)
村上佳菜子
冒頭のトリプルフリップは高いジャンプからみごとに着氷。トリプルトーループ-トリプルトーループも見事に決めた。その後のダブルアクセルはどうにか着氷。ステップも華麗に刻み、演技後は、笑顔でガッツポーズをみせた。
- 女子SP 演技を終えガッツポーズする村上(AP)
宮原知子
冒頭のトリプルルッツ-トリプルトーループはきれいに着氷。後半のトリプルフリップ、ダブルアクセルも危なげなく着氷。ステップも観客を引き込む演技をみせた。
- 女子SPで首位に立った宮原知子(共同)
- 女子SP 演技する宮原知子(AP)
グレーシー・ゴールド
冒頭のトリプルルッツ-トリプルトーループのコンビネーションジャンプは最初のトリプルルッツで失敗。後半のトリプルフリップでも転倒。その後のダブルアクセルは危なげなく着氷。華麗にステップも刻むも、演技後はさえない表情で声援に応えた。
本郷理華
冒頭のトリプルフリップ-トリプルトーループはどうにか着氷。後半のトリプルルッツとダブルアクセルも危なげなく着氷。演技後は客席の声援に笑顔で応えた。
- 女子SPで4位の本郷理華(共同)
滑走順
<第1グループ>
1=シータ・ラムサム(タイ)
2=ケティ・パスフィールド(オーストラリア)
3=鄭ロ(中国)
4=馬曉晴(香港)
5=エイミー・リン(台湾)
<第2グループ>
6=ミケラ・デュ・トイ(南アフリカ)
7=趙子セン(中国)
8=カイラニ・クレイン(オーストラリア)
9=ケイトリン・オズモンド(カナダ)
10=キム・ナヒョン(韓国)
<第3グループ>
11=ヴェロニク・マレ(カナダ)
12=ブルックリー・ハン(オーストラリア)
13=カレン・チェン(米国)
14=チェ・ダビン(韓国)
15=パク・ソヨン(韓国)
16=李子君(中国)
<第4グループ>
17=本郷理華(日本)
18=グレーシー・ゴールド(米国)
19=宮原知子(日本)
20=村上佳菜子(日本)
21=長洲未来(米国)
22=アレイン・チャートランド(カナダ)
<4大陸選手権> 国際スケート連盟が主催する98~99年シーズンに創設された米、オセアニア、アジア、アフリカの4大陸の選手による大会。日本は過去、男子シングルで6度、女子シングルで9度の優勝を誇る。