バレーボール男子日本代表で、右足首をケガしている石川祐希(20=中大)が、17日開幕のワールドリーグ第1週(大阪)に出場できる可能性が出てきた。石川はリオデジャネイロ五輪世界最終予選中、2日のオーストラリア戦で右足の腓骨(ひこつ)筋を痛め、最後の2戦を欠場していた。

 7日に行われた日本協会の理事会後、林孝彦事務局長が石川の状態について言及。南部正司監督(48)から報告があったとし、「経過は良好だとのことだった。ワールドリーグへは石川を含めた15人で活動し、エントリーの直前で判断する」と話した。また、同大会では南部監督が引き続き指揮をとることも決まった。6日に開かれた臨時の強化委員会で決定し、理事会で報告された。

 男子日本代表は最終予選で8チーム中7位に終わり、五輪の出場権を逃している。