昨年12月の全日本選手権で3位に入った三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が66・51点で4位と好スタートを切った。

 冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプは高さを生み、きれいに着氷。最終盤の3回転フリップを成功させると笑顔を見せ、ノーミスで演技を終えた。

 今大会はエース宮原知子(18=関大)が左股関節の疲労骨折で欠場。初めての韓国で宮原の穴を埋める滑りを見せ「(18年平昌)五輪と同じ会場で滑らせてもらえて、すごく幸せだなと思った。上の方までお客さんが入っていて『オリンピックもこんな感じなのかな』と思って、楽しい気持ちで滑れた」。18日のフリーで演じる「シンデレラ」に向け「初めからとびきりの笑顔で滑りたい」と意気込んだ。