女子1000メートルで、小平奈緒(30=相沢病院)が1分15秒19の大会新記録で金メダルを獲得した。スピードスケート勢では金メダル第1号となった。高木美帆(22=日体大)が1分15秒31で銀メダルと、日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。

 500メートル金、1000メートル銀メダルを獲得した世界距離別選手権(韓国)から10日あまり。小平は好調を持続する。来年の平昌五輪の開催時期を想定した大事な2月。「平均的に良いゾーンにいる」と手応えを得るように言った。今月9日の世界距離別選手権の500メートルに続き、表彰台のてっぺんで君が代を聴いた。「五輪のシミュレーションになる。明日も国歌を聴きたい」と、21日の女子500メートルで、現状では当然の2冠を誓った。