フィギュアスケート平昌五輪女子金メダリストのアリーナ・ザギトワ(16=ロシア)が4日、埼玉・さいたま市内で愛犬マサルのマットレス贈答式に出席した。

ザギトワは今年5月、秋田犬保存会から雌犬を贈呈され、勝利を意味する「マサル」と命名。いまはモスクワで一緒に暮らしている。今夏、アイスショーで来日した際にエアウィーブ社からマサル用の特製マットレスをもらっていたが、急激な成長でサイズが足りない状態になっていた。この日、同社から一回り大きなものを贈呈されると、「ちょうどいい。しばらく使える」と喜んだ。

マットレスを巡って愛犬と愛猫のバトルがあったことも明かした。最初にマットレスをもらった時、ちょうどマサルを他に預けていたため、最初に使用したのは愛猫イリースカだった。後でマサルが、おしっこをかけてマーキングし、マットレスの所有権を奪回。「カバーを取って、洗濯機とシャワーで洗いました。すぐ乾きました」と思わぬ形で高品質を実感した。

この日は、愛猫イリースカの分もプレゼントされ、「(マットレスを巡る)バトルが終わる。わが家に平穏が訪れます」と喜んだ。

ザギトワは、6日にさいたまスーパーアリーナで行われる3地域のチーム対抗戦ジャパンオープンに出場する。