世界室内陸上選手権に出場した沢野大地、池田久美子ら5選手が12日、大会が行われたスペイン・バレンシアから成田空港に帰国した。今大会では60メートル障害予選で、内藤真人が7秒75の室内日本新記録を出したものの、タイムが伸びずに準決勝で敗退するなど、日本勢は目立った結果を残すことはできなかった。

 それでも内藤は「冬場の練習の成果を実感できたし、北京(五輪)に向けて順調にきている」と、手応えを感じていた。沢野も「シーズンベストが出たし、この時期にしては体が動いていた」と、収穫を挙げていた。