陸上男子100メートルのスター選手だったティム・モンゴメリ被告(米国)が10日、ヘロイン売買の罪で米ノーフォーク連邦地裁から5年の禁固刑を言い渡された。5月には、小切手詐欺などの罪で禁固3年10月の実刑判決を受けており、これを終えてから今回の刑に服する。

 2007-08年に100グラムを超すヘロインを4度にわたり売買した。33歳の同被告は判決の際に「誤ったことをしてしまった。大変申し訳ないと思っている」などと述べた。

 現役時代には02年に100メートルで9秒78の世界記録を出したが、05年にドーピング違反が確定して記録は抹消、2年間の資格停止となり引退した。