関東学生陸上競技連盟は5日、東京都内で新型インフルエンザの対策会議を開き、来年の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の出場権を懸けた予選会(10月17日・東京都立川市)のエントリー数を例年の上限14人から今回に限り20人に増枠する特例措置を決めた。

 予選会は各校上位10人の合計タイムなどで順位を決め、本大会の出場権を争う。関東学連関係者によると、今月30日にエントリーを締め切り、レース当日に上限12人の出場メンバーを決めるという。今回の決定は各大学のエントリー選手に感染者が広がった場合を想定したもので、20人のうち11人以上が感染した場合は棄権となる。