女子マラソンで2度の世界選手権メダリストに輝き、3月の東京マラソンを最後に第一線から退いた土佐礼子(33=三井住友海上)が7日、自身の公式ブログで妊娠を報告した。チーム関係者によると出産は来年4月下旬から5月上旬の予定で、ママさんランナーとして復帰する道も準備しているという。

 2年前の世界選手権大阪大会で日本勢唯一の銅メダルを獲得し、昨年の北京五輪では涙の途中棄権となった土佐は「このたび新しい命を授かりました。今はランニングをちょっとお休みしていますが、身体に無理のないようこの生活を楽しみたいと思っています」と喜びを報告。現在は陸上部のプレーイングアドバイザーとして籍を残している。